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母親の犯罪(2)

小さなきっかけによる犯行に思えたけれど、そこに至るまでの経緯はやはり色々ありますね。

まず被害者の男児には双子の女きょうだいがいました。
(姉か妹かは不明)
女の子は健康でしたが被害者はダウン症で、かつ生まれつきの疾患を複数持っていました。
その為生後一年以上を病院で過ごし、今年の春にようやく自宅に戻ることができたのです。

…普通に一人の子育てでも大変だった自分から見ると、双子で、一人が病気と障害を抱えていて、赤ちゃんを連れながら病院にも通って…という生活はかなり過酷に感じます。
被告人の実家は遠く、実母もバリバリと働いているので頼りにはできなかった様子。
ご主人側は公判で聞いた限りでは義父しかいないのかな?
被告人一人で子育てをしていたようです。

被害者が自宅に帰ってきたのでお世話をする1才児が増え、また被害者のリハビリもしないといけなくて被告人は次第に疲弊していきます。

また被告人は子どもの傷害も受けとめきれてはいませんでした。
自宅に双子が揃うと両者の成長の度合いの違いにも悩みだしたそうです。

そんな悩みを夫に相談したこともありましたが
「まだそんな事を悩んでいるのか。いい加減に受け入れろ」
と叱責され、以後は叱られるのが怖く悩みを相談する事が出来なくなりました。
また育児のつらさを漏らすと
「働く方が大変だ」
と言われ、専業主婦の自分が全部やるのが当たり前と思い、家事育児は全て被告人一人で行っていたようです。

保健指導員の訪問などもありましたが、皆子どもの味方であって自分の味方ではない。と思い心を開くことが出来ず、もともと抱えていた摂食障害が酷くなり過食行動がやめられなくなっていたようです。


続きます

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